元気な温浴

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今日は 2020年3月17日です。

◆元気な温浴
 こんなご時勢ではありますが、なぜか温浴マーケットは元気があります。弊社にも新規開業のご相談や廃業施設の再生などいろいろと前向きなご相談が次々と舞い込み、キリキリ舞状態になっています。

早めに自粛休館を決めたところや、インバウンドの比率が高かったりスポーツジムやブッフェレストランが強かったことで新コロ騒動の影響を大きく受けている施設もありますが、総じて言えば「入浴者はあまり減っていない」ようです。

顧問先の話を聞いたり、市場調査で多くの温浴施設に入っても、客入りの流れは変わっていても激減ということではないようです。通勤電車や町の賑わいがすっかり静かになっているのに比べれば、意外とお客さまは来てくれている。

こんな時にも来てくれるお客さまには感謝しかありません。

しかし、男性サウナがレディスデーイベントを開催すれば早々に札止め。サウナ利用者数過去最高を更新する銭湯。一体どういうことなのでしょう。

いくつか可能性を考えてみました。

・温浴による免疫力アップへの期待感

・高温高湿度な浴場は感染リスクが少ないと聞いて

・仕事が休業になったり在宅勤務で時間にゆとりができている人が動く

・気が滅入るので風呂でも行くか!

どれもありそうです。いろいろと行動が制限される中、近場でリフレッシュできて、健康に良い存在。こんな時こそ温浴施設が頑張らないといけません。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、世界ではアメリカやスペイン、それにイタリアなど少なくとも15の国と地域で非常事態や緊急事態が宣言されています。経済的なダメージはリーマンショック以上になるだろうという予測も現実感を帯びてきました。

その余波は当然日本経済にも及ぶことになりますが、私はなぜだか新コロ騒動が温浴業界をさらに良い方向に変えるきっかけになるのかも知れないという気がしてきました。

(望月)

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