ポジティブなメッセージ(2)

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今日は 2020年3月13日です。

◆ポジティブなメッセージ(2)
 ━━相次ぐ営業自粛や時間短縮、イベント中止など、温浴施設でも新コロ騒動の影響で自ら守備的な判断をせざるを得なくなってきています。今はそういったお知らせばかりが届くのですが、たまにポジティブなメッセージを見つけると嬉しくなります。━━ということで、前回は温浴施設からのポジティブな情報発信の事例をご紹介したのですが、その続きです。

「温浴で免疫力アップ!」という表現については、あまり文句をつける人もいないとは思うのですが、実は免疫力に関してはまだ医学的に解明されていない部分も多く、研究途上。専門家同士の議論も分かれているところがあります。

あまり踏み込んだ表現をすると、文句をつける人が出てきてそんな議論に巻き込まれてしまう懸念がありますので、あくまでも素人スタンスで、当たり障りのない表現にとどめるよう気をつけてください。

この点を踏まえた好例をご紹介します。

・ていね温泉ほのか(北海道)
 感染拡大防止の観点から、ロウリュやホットヨガは休止中の同施設ですが、それを補うように「料理長特製【免疫力アップランチ】」をスタート。

一般的に免疫力アップに良いとされている根菜類、生姜、海藻類、発酵食品、雑穀米などを使った健康的なメニューを提供しています。ウイルスに負けない体づくりをおススメしており、効くとか治るという話をしているわけではありません。

北海道はいま新コロ騒動で大変な状況ですが、そんな中でも前向きに頑張っておられるところが素晴らしいと感じます。
https://www.instagram.com/p/B9g9FDtpzYX/

・クアパーク長湯(大分県)
 温浴で体温アップ→免疫力アップというのは誰にでも感覚的に同感できる話だと思うのですが、そこもあまり踏み込むと面倒くさいことになってしまいかねないので、一歩引いた表現をしておくのが賢明です。

「医学的に証明されています!」とまで言うと、上記の専門家同士の議論が分かれる世界に入ってしまうので、〇〇先生とか〇〇大学がそう言っていますというご紹介スタンスが無難。

「体温を高めるために、大分県竹田市長湯温泉の炭酸泉がお役に立てればうれしいこと」という控えめな表現は好感されるでしょう。
https://www.facebook.com/photo?fbid=2633027266824587&set=a.2041806315946688

(望月)

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