ポジティブなメッセージ

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今日は 2020年3月12日です。

◆ポジティブなメッセージ
 昨日、栃木県の「みつば湯楽院 令和の湯」を運営する株式会社SAKURA PIRATESの酒寄さんと会ったのですが、令和の湯では現在近くの競合店の休館で客数アップ中。しかし本来であればもっと客数プラスが期待できるところが、新コロ騒動によるマイナスの影響もあって予想よりも伸びが鈍いとか。

休館すれば、その温浴施設を利用したかった人は周辺の他施設を探します。それは、せっかく定着していたリピーターが他店に流出するきっかけになってしまうかも知れません。そう考えると、感染拡大リスクに対して先手で休館するのはやはり避けたいところです。

自店で感染者が出たり、事態がもっと深刻化した際には休館せざるを得なくなることもあるかも知れませんが、そうなるまでは客数減でもできるだけ頑張って営業を続けて欲しいところです。

もうひとつ興味深かったのは、「減っているのは男性よりも女性客」という話。普段から圧倒的に女性が多い岩盤浴ゾーンで特に減っているのを感じるそうです。

はじめは女性の方が感染リスクを怖がるから外出控えが顕著なのか?とも思ったのですが、考えてみれば、学校が休校となり子供が家にいるようになると、その面倒を見るのは母親となる家庭が多いでしょうから、平日昼間に時間のゆとりがある女性が減っているということなのでしょう。

今は仕方ありませんが、日頃通っていた温浴施設に行けなくなり、ストレスをためている女性のためにぜひ何かグッドサービスを考えてみてください。

 客数減だけでなく、相次ぐ営業自粛や時間短縮、イベント中止など、温浴施設でも新コロ騒動の影響で自ら守備的な判断をせざるを得なくなってきています。今はそういったお知らせばかりが届くのですが、たまにポジティブなメッセージを見つけると嬉しくなります。

例えば以下のような例です。

・天然温泉ふみぞの湯(北海道)
 巣籠り消費を狙ったテイクアウトサービス。通常飲食メニューをそのままテイクアウト化し、「入浴前に予約すれば、待つことなくお持ち帰り」としています。この方法なら容器と販促さえ準備すればすぐにスタートできますから、どんな温浴施設でもスピーディに対応可能な取り組みです。
https://www.facebook.com/photo?fbid=2522743721300413&set=a.1501203096787819

・笑福の湯(静岡県)
 ロウリュイベントは狭い空間に一時的に人が密集し声を出すなど、感染リスクが懸念されることから中止やサイレント化の判断やが相次いでいます。笑福の湯でも岩盤浴エリアでのロウリュイベントを開催していましたが、しばらくの間中止とのこと。しかし、そのお知らせの中に岩盤浴の免疫力アップ効果のアピールを忘れない。このバランス感覚が今は大切です。
https://www.facebook.com/photo?fbid=3272806432738994&set=a.477939725559026

皆様の施設から、ポジティブなメッセージがどんどん出てくるようになれば、日本はふたたび元気を取り戻すのです。

(望月)

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