この記事は有料メールマガジンを一時的に無料にて公開しているものです。
有料メールマガジン「日刊アクトパスNEWS」のご案内はこちら
==============================================================================
有料メルマガ「日刊アクトパスNEWS」会員の皆様
今日は 2020年3月7日です。
◆明けない夜はない
リニューアル計画を進めているご支援先の会議で、「この時期にリニューアルなんてして大丈夫なのか?」という議論になりました。
大きな投資もかかることですし、業績を上げるためのリニューアルですから、まだ終息が見えていない新コロ騒動の中でリニューアルを進めることに疑問の声があがったのです。
今優先的に考えなければいけないのは、この危機的事態への素早い対応です。感染拡大防止対策、風評へのケア、資金繰りの手当て、従業員の生活…。
しかし、それだけで充分とは言えません。現在のような自粛ムードや社会的混乱がずっと続くわけではないのです。遅かれ早かれ、危機は必ず終息に向かいます。
明けない夜はないのです。
だからこそ、新コロショック後のことについても考え、手を打っていく必要があります。
イベントが中止となったり客数が大幅にダウンしたり、日々の業務量は縮小傾向ですので、気持ちは落ち着きませんが余力はあるはず。
そんな状態こそ、通常営業時は手が回らなかったことにも目を向けて、整備を進める時です。
施設のメンテナンス、スタッフの教育、オペレーションの見直し、会員制度の見直し、新メニューや新商品、大型イベントの企画、ネット販促の強化…本来やるべきことは山のようにあるはず。
ふたたび世の中が明るくなり元気を取り戻した時に、勢いよくダッシュを決めるための力を蓄えるのです。
冒頭のリニューアル計画に関しては、予定通り準備を進める、ということになりました。仮にリニューアル完了のタイミングでまだ新コロ騒動が収まっていなかったら、告知販促のタイミングをずらせばいいということです。
後から「実はリニューアルしていました!」ということで遅れて宣伝することになっても、集客効果は十分得られるはず。
むしろ工事の進行と告知やイベントのタイミングがずれることで、ドタバタにならずに丁寧な準備が進められるメリットもあるでしょう。
萎縮や悲観をしていても仕方がありません。夜明けに向けて、いまは粛々と準備を進めましょう。
(望月)