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今日は 2020年2月1日です。
◆我々温浴ビジネスに携わる者は
新型肺炎関連のニュースが続々報じられ、ついに中国では感染者が1万人を超えたとか。日本でもに日に日に感染者が増えていく様子に、差別的な暴言を吐いたりヒステリックに反応してしまう人もいるようです。
しかし、冷静になって確認してみれば新型コロナウイルスと言ってもその症状は風邪やインフルエンザに近く、感染しても症状がない人もいるようです。ちなみに致死率は3%くらいと、SARSの約10%、エボラ出血熱の約50%、MERSの約35%と比べると、今のところはそこまで危険な感染症とは言えないようです。
ちなみにレジオネラ菌による肺炎を発症した場合の致死率は15%〜30%とされています。感染ルートが限定的なのであまり注目されていませんが、危険度という意味では今回の新型コロナウイルスの比ではありません。我々温浴ビジネスに携わる者は、そのリスクをよく知っておく必要があります。
新型コロナウイルス感染症の治療に関して、厚生労働省のホームページを見ると、
Q.「どのような治療方法がありますか?」
A.「有効な抗ウイルス薬等の特異的な治療法はなく、対症療法を行います。」
とあります。
細菌ではなくウイルスが原因の感染症には、抗菌薬や抗生物質等は効きません。対症療法で発熱や炎症などのつらい症状をごまかしながら、自己治癒力でウイルスに打ち克つのを期待するしかないのです。
感染して重症化や合併症を起こし、危険な状態になりやすいのは高齢者や乳幼児、基礎疾患のある人などハイリスク群と呼ばれる人たちです。人間には高度な免疫機能が備わっており、体内に侵入したウイルスに対抗する力がありますので、健康で基礎体力のある人ならそこまで心配しなくても良いようです。
変に怖がったりヒステリックになるよりも、むしろ自己治癒力が正常に働くよう自身の健康を管理し、感染しても大丈夫な状態でいることの方が大切です。
そう思うと、マスコミのみなさんも騒ぎ立てて恐怖をあおるだけではなく、誰にでも実践可能で副作用がない免疫力アップの方法をもっと広めてほしいものです。
その方法とは?
はい。みなさんもよくご存じの温浴です。他にも「発酵食品」「少食」「菜食」「長息」「適度な運動」「十分な睡眠」「よく笑う」などがあります。どれも実践可能で副作用がありません。我々温浴ビジネスに携わる者は、その価値をよく理解して伝えていく役割があるのです。
(望月)